ガードドックって?

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それは…

そのまま考えたら番犬ですよね?
そう、私の犬はガードドッグ=番犬なんです。「なんだそれなら説明するな!」なんて声も聞こえて来そう… まぁいいじゃないですか、私の犬の自慢のページなんだから。
日本にいるときはそんなに犬の事とか考えた事が無かったので良く知りませんがアメリカでは自分のプロパティ(と言ってもwindowsでオブジェクトを右クリックすると出てくるあれじゃなくて財産と言う意味でのですよ… 当たり前ですが)や犬の主人、家族を守る為に訓練された犬がいます。
日本の犬の図鑑とか見ると「この○○という犬種に攻撃を教えてはならない」なんて書いてありますからもしかすると日本ではあまり一般的ではないのかもしれませんね。
「番犬として訓練か、いいなぁ、家の犬もそれにしよう!」なんて思うかもしれませんね、いい事ばかりでもないので今からそのガードドッグのいい所、悪い所を書いてみましょう。
そうそう、私は犬の専門家や調教師ではないのでこれは私と数人の友人達が飼っているガードッグ、また他の友人達が飼っている愛玩動物としてのワンちゃんを比べているだけですのでお忘れなく。


良い所

まぁ犬ですからかわいい、とか忠実ってのは当然ですからその辺は脇に置いておいて…
まず私を守ってくれる事でしょうね。 本当に良く働きます、1日24時間一年365日ずぅぅぅっと私を、そして私の家を守ってくれます。
ケビンコスナーも真っ青です、しかもケビン様と違って恋仲になったりも(多分)しませんよ。
今まで不法進入者を3回も捕まえた事があります。 本犬も鼻高々です。
私は一人暮らしでアメリカに住んでいます。 治安の面では多少は日本より悪いかなと思いますが最近は慣れました。でもいつも安心して家に帰れて、そして安心して床に就けるのもすべて私の犬「刑事」がいてくれるからですよ。

悪い所

ないです… なんてそれはありますよ。
人に可愛がられるのを仕事にしているわけではないので人に可愛がられるという事をしません。これは私に対してそっけないとか表情を出さないとかではありません。 私が家に帰れば私の体重ほどもある巨体で飛び跳ねて喜びますしお化粧なんかしようものなら「ど、どこかに行くな!」なんて嗅ぎ付けて部屋の隅っこで体の調子の悪いフリをしたりします。
可愛がられるというのは私以外の人に対してです、例えば仲の良い友人等が家を訪ねてきても警戒しっぱなしです。 恋愛感情とかではなくてほら、欧米で挨拶の替わりに抱き着いたりするでしょ? そんな時も間に割って入りますしピザの出前でも来ようものならさぁ大変、愛想のいい人でもあの牙をむいて「グルルルル」なんてしてる狼のような顔を見たら逃げ出したくなりますよ。
そうそう、つまり他の人になつかないんですね。 これは一生私をご主人と認めて他の人にはどんな事が合ってもなつかないようにしているそうです。
「犬をそんな風にして可哀相じゃないか?」と言う人もいます。 私はそうは思いません、仕事をするように長い年月をかけて作出された犬に急に仕事を取り上げて散歩だけさせてみてご覧なさい、かわいそうですよ。
確かにそれは人の勝手でしょう、毎日何時間もかけ訓練している人はこれで十分と思うでしょう、みんなどう思おうと勝手です、ただ私の犬はすごく幸せです、人になつかなくっても、友達が私だけでも世界一幸せな犬です。
だれにも文句は言わせません、私の犬に聞いてみて下さい、きっと「今が一番幸せ」と言うに決まってます、だって私がだれよりも愛しているんですから。


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